私は昭和60年に税理士事務所を開設してから今日まで、多方面の顧問先のお客様と信頼の絆を築いていくことを重点においてきました。
最近、税理士業というものがサービス業に移り変わっており、これからは、決算申告書を作成するだけの業務ではなく、実のあるサービス業を行なっていく時代です。その一つとして巡回監査業務です。企業のためにも欠かせない業務と確信しています。巡回監査業務を取り入れしました目的は、経営助言業務への投入時間を生み出すために、関与先における月次決算体制は職業上絶対に省略できないものです。それと同時に関与先の経理レベルアップを図り、経営者に「指導」「相談」「監査後の経営状態」等に充分な時間を戴き説明し経営のアドバイザーとしての役割であり、また任務と考えております。
巡回監査があってこそ、
調査省略・書面添付体制(申告是認)の構築に向かって、自分と職員とを強力に錬磨し、われわれが作った決算書、申告書を税務署が見て「うん、これなら間違いない、調査は省略しよう、申告はそのまま是認しよう」という、体制つくりをはじめてこそ信頼と尊敬に値する評価を頂けることを、信じて疑わずに職務を遂行します。ともすれば、甘い傾向が頭を走ることもありますが、まず己れ自身に厳しく当たり、職業会計人の使命としての信念を堅持していきます。
今後の新たなる十年は、人類がその生存をかける激変の年にならないように、原点に回帰し、皆様に有益なサービスができるように、切磋琢磨し、最善のパートナーになれればと考えております。
市村 周一
1984年 3月 税理士登録
1985年 1月 市村会計事務所開業
1987年 9月 行政書士登録
1991年 3月 宅地建物取引主任者登録
1992年10月 法人設立
2009年12月 政治資金監査人登録